事件の経緯
沖縄県立高校2年の男子生徒(17)が1月に自殺した問題で、県教委は19日、自殺の要因を「部活動の顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」とする第三者チームの調査報告書を公表した。金城弘昌教育長は記者会見で「顧問から過度のプレッシャーを与えられ、精神的に追い込まれた様子がうかがえる。重い責任を感じている」と謝罪した。
発表によると、生徒は運動部の主将を務めていた。顧問の男性教諭(40歳代)からは「主将をやめろ」などと言われていたほか、LINEでの連絡が夜中まで続くことがあったという。顧問の指示で、学園祭のクラス活動に参加できないこともあった。
自殺前日には、部活動を切り上げる時間を巡って顧問から叱責しっせきされた。顧問は興奮して熱くなったことを調査で認めており、報告書は「日常的なストレスで限界に近かった生徒の精神状態に対し、(自殺の)『最後の引き金』になった可能性が高い」と結論づけた。
文武両道スポーツで有名なコザ高校で悲劇は起きた。問題が非常にこじれている。教員は学校側からスポーツを強化するよう命じられているようで、それによって過剰な指導になってしまうのだろうか今回の事件は学校におけるスポーツの教育を見直す事件だ。確かに学校も商売。学校側にも売りがなければ生徒は集まらなくなるわけだが、勝利にこだわりすぎるあまり最終的にはさらに学校に人が来なくなる結果となる。
コザ県立高校出身の著名人
一番の有名人といえば
満島 真之介(みつしましんのすけ)さんでしょう。
現在映画やドラマなどで大活躍中です。
そんなOBがいる高校に泥を塗るかのような事件になってしまった。
生徒の顔写真、部活動名は?
生徒の顔写真の情報や、部活動名の情報は現在調査中です。
世間の声は

あたかも顧問一人の勝利至上主義によって引き起こされた事件のようだが、コザ高校は文武両道を謳って運動部に力入れている。
さらにこの顧問の競技は強化指定校となっている。
強化指定校、良い響きだよねぇ、先生!
ついでにいうと沖縄県立高校では特定の競技活動で上位常連高の顧問ってほとんど異動が無い。
沖水のサイ監督をはじめ、インターハイ等で優秀な成績修めているとね
10年以上もずっとって状況、やはり異常を招くんだねぇ

スポーツ推薦」という制度の構造的な問題です。
これを改めなければ、再発は防げません。
この推薦は、学校の宣伝のために設けられたものですから、
勝利至上主義に走り、本来の教育が軽視されるのも必然です。
また、これで入学してきた生徒にとって、
「部活を辞める」という選択は相当な覚悟が伴います。
学校生活そのものを「人質」に据える制度ですから、
クラブチームなら淘汰されてしまう理不尽な指導者たちでも
胡座をかいていられるのです。
これが学校の部活でなく、スポーツクラブならば、
命を絶つ前に「辞める」という選択肢を
容易に取り得たと思うと、非常に残念です。
これ以上の痛ましい犠牲者を出さないためにも、
スポーツ推薦制度をはじめ、
部活動を学校の宣伝材料にする制度を
改めていくべきだと思います。

> 顧問が部活動の「やりがい」や楽しさよりも、勝つことを重視していた可能性も指摘した。
この生徒、要するにスポーツ推薦で入ったんだよね。
スポーツ推薦をやっているような高校は、やっぱり勝つことを重視するだろう。
顧問に求められるのも「勝利」だったはずだし・・・
顧問の先生は、勝つための人心掌握術に乏しかったんだろう。
コメントを残す